前にアメリカ在住の友人から、古いノートPCをもらってまして。
いろいろ壊れてるので、沖縄では修復困難なため、東京で修復しようと持ってきてました。
で、今日、友人宅でノートPCの修復作業をしました。
このパソコン、CD-ROMもなければ、FDもないしろもの。
それどころか、電源アダプターもない、HDDもおかしいという状態。
さあ困った。
ということで、友人に助けを求めたということです。
電源アダプターは、実家のノートパソコンのものがつながったので、とりあえず、それを拝借。
HDDは、友人の会社で廃棄処分になったものをもらうことに。
しかし、まだ会社から持ってきておらず、HDDをもらうことはできなかった。
そこで、挙動不審なHDDがどんな感じか調べてみることに。
とにかく、ピンが一本折れているので、いかんともし難く、フォーマットを実行すると暴走してしまうのだが。
クイックフォーマットであれば、実行でき、ファイルもちゃんと保存することができた。
ということで、このHDDでOSのインストールを試みることに。
それでも、道のりは長く。。。
・DOS起動ディスクを作成
このWindowsの時代にDOS起動ディスクってのは貴重な存在で。
XPでもDOS起動ディスクの作成ができたのだが、そのDOSではHDDにシステム転送ができず。
Windows95時代のDOS起動ディスクを探しだし、事なきを得る。
・DOSでUSBを認識できるようにする
ノートPC用のHDDは、とりあえずUSBでデスクトップPCに接続して、環境を整えていたのだが。
DOSを起動し、そこからシステム転送するには、そのDOS環境でUSB接続したHDDを認識しなければならない。
ネットでドライバーを探し、懐かしいconfig.sysを設定しました。
・デスクトップPCでDOSを起動し、USB接続したHDDにDOSシステムを転送
これをするために、上記作業をしてきたわけで。
システム転送自体は、sysコマンドで、さくっとね。
・ノートPCでHDDからDOSを起動
デスクトップPCで作成したHDDをノートPCに接続し、電源をON。
DOSが動きました!感動の瞬間です!
・BIOSのアップデート
このノートPCは、BIOSをアップデートしないとWindows2000が入らないとのことなので。
友人のおかげで、こういった知識も得ることができました。
・DOSからWindows2000をインストール
HIMEM.SYSを入れ、winnt.exeを実行。
無事インストーラーが動き、またまた感動でした。
すでに朝3時を周り。
後は、帰って一人でインストール作業をすることにしました。
インストールだけでも、時間がかかる作業で。
とりあえずwindows2000が動いたのは、朝7時くらいだった気がする。。。