2006年11月14日

ノートPCの修復

前にアメリカ在住の友人から、古いノートPCをもらってまして。
いろいろ壊れてるので、沖縄では修復困難なため、東京で修復しようと持ってきてました。
で、今日、友人宅でノートPCの修復作業をしました。
ノートPCの修復
このパソコン、CD-ROMもなければ、FDもないしろもの。
それどころか、電源アダプターもない、HDDもおかしいという状態。
さあ困った。
ということで、友人に助けを求めたということです。
電源アダプターは、実家のノートパソコンのものがつながったので、とりあえず、それを拝借。
HDDは、友人の会社で廃棄処分になったものをもらうことに。
しかし、まだ会社から持ってきておらず、HDDをもらうことはできなかった。

そこで、挙動不審なHDDがどんな感じか調べてみることに。
とにかく、ピンが一本折れているので、いかんともし難く、フォーマットを実行すると暴走してしまうのだが。
クイックフォーマットであれば、実行でき、ファイルもちゃんと保存することができた。
ということで、このHDDでOSのインストールを試みることに。
それでも、道のりは長く。。。

・DOS起動ディスクを作成
このWindowsの時代にDOS起動ディスクってのは貴重な存在で。
XPでもDOS起動ディスクの作成ができたのだが、そのDOSではHDDにシステム転送ができず。
Windows95時代のDOS起動ディスクを探しだし、事なきを得る。

・DOSでUSBを認識できるようにする
ノートPC用のHDDは、とりあえずUSBでデスクトップPCに接続して、環境を整えていたのだが。
DOSを起動し、そこからシステム転送するには、そのDOS環境でUSB接続したHDDを認識しなければならない。
ネットでドライバーを探し、懐かしいconfig.sysを設定しました。

・デスクトップPCでDOSを起動し、USB接続したHDDにDOSシステムを転送
これをするために、上記作業をしてきたわけで。
システム転送自体は、sysコマンドで、さくっとね。

・ノートPCでHDDからDOSを起動
デスクトップPCで作成したHDDをノートPCに接続し、電源をON。
DOSが動きました!感動の瞬間です!

・BIOSのアップデート
このノートPCは、BIOSをアップデートしないとWindows2000が入らないとのことなので。
友人のおかげで、こういった知識も得ることができました。

・DOSからWindows2000をインストール
HIMEM.SYSを入れ、winnt.exeを実行。
無事インストーラーが動き、またまた感動でした。

すでに朝3時を周り。
後は、帰って一人でインストール作業をすることにしました。
インストールだけでも、時間がかかる作業で。
とりあえずwindows2000が動いたのは、朝7時くらいだった気がする。。。


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Posted by やま104 at 22:00│Comments(2)電算術
この記事へのコメント
HDDの信頼性は低そうだが それ以外はまともそうだな

もし俺だったら・・・
A 中古の安いHDDを購入しデスクトップに接続しOSのインストールCDをごっそりコピーしインストールを途中まで進めてから ノートPCへHDDを移設

B 面倒なので捨てる

C 面倒なのでyamaに依頼する

それにしても 懐かし過ぎる作業内容だなぁ
近頃の自称PC好きの人々にはとうてい理解しがたい作業内容だろうて・・・
Posted by sono at 2006年11月15日 19:04
おぉ、Aのような方法があったか。
でも今回に限ってはBIOSアップデートが必要だったので、DOS環境が必須ではあったが。
今度、DOS環境が必要ないとき、その手使おう。
って、まだ、こんなことする機会があるのかな?。。。あるだろうな。

ちなみに、このノートPC、Portege320CTというやつで、Pentium233Mz,96M(最大増設)だよ。
しかも英語キー。。。
でも、画面がワイドだったり、USBが付いてたり、その頃にしては豪華なつくりだったりもする。
Posted by やま at 2006年11月16日 16:18
 
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